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水虫・インキンタムシ・ゼニタムシなどは主に、白癬菌と呼ばれる一種の真菌が原因で起きる感染症です。
感染する場所によって、呼び名が異なっています。
たとえば足にできる場合は水虫で、体にできる場合はゼニタムシと呼ばれます。
爪であれば爪水虫で、股にできる場合はいんきんたむしと呼ばれいます。
これら以外にも猫などの動物から感染するしらくもは、頭部に生じる白癬菌感染症です。
水虫という名称は田んぼで稲作をしていた人の足に水虫ができ、田んぼの中にいる虫に刺されたと思われていたのが由来だと言われています。
日本人に多い水虫ですがアメリカやヨーロッパの人々には意外と少なく、運動選手に多く見られることから水虫は「athlete's foot」（運動選手の足）とも呼ばれています。
水虫などができる原因は、白癬菌が皮膚の角質の内部深くへと侵食するためです。
皮膚が新陳代謝を行うよりも早いスピードで侵食するため、自然治癒は難しいと言われています。
治療法としては主に、抗真菌薬の内服薬や外用薬を用います。
有効成分のチオコナゾールはイミダゾール系の抗真菌剤で、真菌の細胞膜に作用して白癬菌を殺菌させる働きがあります。
一般的な水虫やインキンタムシやゼニタムシに効果的ですが、角質化した水虫や爪水虫などには効果を期待できません。
そのためTROSYDはまだ長期化していない、表在性の白癬菌を殺菌する作用がある軟膏薬です。

水虫やインキンタムシやゼニタムシなど、白癬菌が原因の真菌症に効果的です。
ただし角質化した水虫や爪水虫などには、ほとんど作用しません。

1日に適量を朝と夜の2回、水虫やインキンタムシやゼニタムシなどの患部に本商品を塗ってください。
また塗布する場合はあまり強く擦らずに、やさしく塗るようにしてください。

本商品は外用軟膏薬なので副作用はほとんどありませんが、まれに刺激感・発赤・紅斑・かゆみ・かぶれなどの副作用が報告されています。
万が一これらの副作用があらわれた場合には 、量を減らすか使用を止めてください。
それでも症状が変わらない場合には、直ちに使用を中止して医師に相談してください。

白癬菌が原因の水虫やインキンタムシやゼニタムシなどの真菌症などに作用するため、患部が真菌症なのか湿疹なのか分からない場合には医師の診断を受けてからご使用ください。
一般の湿疹の場合には、本商品は使用できません。
湿潤・ただれ・亀裂や外傷がひどい患部にも、使用しないでください。
目やその周囲・口腔や鼻腔や膣などの粘膜・陰のう・外陰部などにも塗布しないようにしてください。