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アレルギー性鼻炎とは花粉やハウスダストの埃や、自宅で飼っているペットの毛などによって鼻粘膜が刺激されて起こる鼻炎症状のことです。
アレルギー性鼻炎の主な症状はくしゃみ・鼻水・鼻づまり・鼻のかゆみで、季節性アレルギー性鼻炎と通年性アレルギー性鼻炎との2つがあります。
季節性アレルギー性鼻炎の代表的なものに、スギ花粉による花粉症があります。
花粉症は鼻が詰まって匂いが分からなくなったり、くしゃみや鼻水が止まらなかったりととても辛いものです。
アトピー性皮膚炎の方などは花粉症でかゆみが増したり、なかには頭痛や微熱が出たりします。
一方の通年性アレルギー性鼻炎とは季節を問わず、自宅の埃やダニやカビなどが原因で起きます。
時には飼っているペットの毛によっても起きることがあります。
これらの抗原が体内に取り込まれると、それに反応して抗体が形成されます。
抗原に対する免疫が備わり、再び抗原にこの抗体が結び付き過剰反応が生じます。
これが通年性アレルギー性鼻炎です。
カリノーズにはアレルギー性鼻炎の治療薬「クラリティン」」と同じ、ロラタジンが有効成分として配合されています。
ロラタジンはアレルギーの発症に関与しているヒスタミンという体内物質の受容体をブロックし、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・鼻のかゆみなどのアレルギー症状を止めます。
中枢神経抑制作用や抗コリン作用が弱いため、眠気や喉の渇きなどの副作用が少ないことが特徴です。

・アレルギーによる、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・鼻のかゆみなどのアレルギー症状を止めます。
・スギの花粉などによる、花粉症などにも使われます。

・成人の場合は通常はロラタジンとして1日に1回、1回に1錠（10mg）を食後に経口服用してください。
・ただし年齢や症状によって、適宜増減することができます。
・7歳以上の小児の場合は通常はロラタジンとして1日に1回、1回に1錠（10mg）を食後に経口服用してください。
・6歳未満の小児の場合は、使用される前に医師にご相談ください。

副作用は少ないほうで主な副作用としては、眠気・だるい・めまい・頭・頭重感・口の渇き・腹痛・吐き気などが報告されています。
また従来の抗ヒスタミン薬に比較すると、眠気の副作用もかなり軽減されています。
しかし極めて稀にですが、ショック・気分が悪くなる・冷汗・顔面蒼白・手足の冷えやしびれ・耳鳴り・息苦しさ・胸苦しさ・脈の異常・血圧の低下・意識が薄れるなどの副作用が報告されています。

・必ず定められた用法や用量を守るようにしてください。
・持病やアレルギーがある方や処方薬を服用されている方は、使用される前に医師にご相談ください。
・特に腎臓や肝臓が悪い方・てんかんのある方・高齢者の方などは注意が必要です。
・抗生物質のエリスロマイシンや胃薬品のシメチジンとの併用には注意が必要です。
本薬品の血中濃度が上昇する可能性があります。
・すぐに効果がありますが、十分な効果が表れるまでに数日かかる場合があります。
・そのため花粉症などの場合には、花粉が飛び始める直前から服用されてしてください。
・吸湿性があるので、服用される直前にシートから取り出してください。
・取り出し方法はシートの裏を剥がした後、爪を立てずに指の腹で押し出すようにしてください。
・保管される場合は直射日光を避け、湿気の少ない涼しい場所に保管してください。
・保管場所は、お子さんの手の届かないところに保管してください。