プロベラ 10mg 錠
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プロベラ 10mg 錠
黄体ホルモンであるメドロキシプロゲステロン酢酸エステルが有効成分として配合されているプロベラは、黄体ホルモンの減少による機能性子宮出血などの子宮の異常や更年期障害などに有効的です。
Pfizer Pharmaceuticals 社製
タイより出荷
[有効成分]
Medroxyprogesterone 10mg
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プロベラ 10mgについて
女性ホルモンにも卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類がありますが、女性らしい体つきを作るのが卵胞ホルモンのエストロゲンです。
一方の黄体ホルモンの代表的な物質がプロベラに配合されているプロゲステロンです。
黄体ホルモンは主に黄体から分泌されますが、動物によっては胎盤からも分泌されます。
黄体とは哺乳動物の卵巣内で、排卵により成熟した卵子が放出された後に発達する小さな内分泌構造です。
黄体は排卵後の卵胞が変化して形成され、エストロゲンとプロゲステロンを放出して子宮内膜の保護と発達させる働きがあります。
プロゲステロンはエストロゲンの作用のあと、子宮内膜に働きかけ着床性増殖を起こします。
黄体ホルモンはこの他にも、子宮内膜や子宮筋の働きの調整・体温の上昇・乳腺の発達・血糖値の調整・体脂肪の減少・利尿作用・他のホルモンバランスの調整など、実にさまざまな働きがあります。
そのため加齢などが原因で黄体ホルモンの分泌が不十分になると、機能性子宮出血や黄体機能不全を引き起こします。
最近では更年期の女性だけでなく若い女性も偏った食生活や過激なダイエットなどで、若年性更年期障害と呼ばれる更年期障害に悩まされています。
これらも全て卵胞ホルモンであるエストロゲンや黄体ホルモンの分泌の減少が原因です。
プロベラは流産・早産の治療や月経異常や妊娠の維持に、また機能性子宮出血不妊症や子宮内膜分泌化の促進などにとても効果的です。
効果・効能
・黄体ホルモンの減少に伴うさまざまな症状の改善
・妊娠維持や子宮内膜分泌の促進
・月経異常・機能性子宮出血・不妊症の治療
・早産や流産の予防
・更年期障害の改善
・骨粗しょう症の治療
ご使用方法
通常は成人の場合は1日に1〜6錠(プロゲステロンとして2.5〜15mg)を、1〜3回に分けて服用ください。
副作用
・主な副作用として、発疹・吐き気・頭痛・だるさなどが報告されています。
・また極めて稀にですが、血栓症の初期症状である激しい頭痛・胸の痛み・下肢の疼痛・むくみや、うっ血性心不全の初期症状である呼吸 困難・全身のむくみ・高血圧などの症状が報告されています。
ご使用上の注意
以下の方は服用される前に、必ず医師にご相談ください。
・これまで薬を服用してかゆみや発疹などのアレルギー症状が出たことがある方
・脳梗塞・心筋梗塞・血栓静脈炎などの血栓性疾患がある方
・肝障害や肝疾患の方
・性器出血・尿路出血・稽留流産と診断されている方
・妊娠または授乳中の女性
・他の薬を服用されている方
・もし飲み忘れた場合には、気がついた時点でできるだけ早く飲んでください。
ただし次にふだん服用する時間が近い場合には、服用せずに次の時間に1回分だけを飲んでください。
決して2回分を1回で服用しないようにしてください。
・保管場所はお子さんの手の届かない、直射日光や高温・湿気のないところに保管してください。
・薬が残った場合は、保管しないで廃棄してください。
・もし誤って多く飲んだ場合には、医師や薬剤師に相談してください。
・医師の指示なしに、自分の判断で服用するのを止めないでください。